So-net無料ブログ作成
検索選択
前の15件 | -

歌舞伎「マハーバーラタ戦記」 空間デザイン [舞台空間デザイン]

京都へ出張です。
夕方、打ち合わせの合間に時間があったので、近鉄特急に飛び乗り、
東大寺法華堂(三月堂)に来ました。
三月堂.jpg

奈良時代創建、1000年以上の歳月を重ねた荘厳な空間。
あちこちに修繕をした後も既に風化して、その時間の長さを物語ります。

曼荼羅を立体化した様に幾重にも重なる同心円状の階層空間は、
学生時代に調査した、南インド・ケララ州の木造ヒンズー寺院にも通じるものがあります。

三月堂02.jpg

このたび、芸術祭十月大歌舞伎 新作歌舞伎「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」の空間構成を担当することになりました。

マハーバーラタの地から遥か離れた奈良の都に、海を越え、時を超えて受け継がれた、文化の波の波打ち際に、自分が立っているのだと思いました。
そしてこの波を更に先へと送り届ける事に、少しでも役に立つことが出来ればと思います。

kabuki201710.jpg

nice!(1) 

講演会無事終わりました [舞台空間デザイン]

昨日の講演にたくさんの方にご来場いただきました。
雨の中脚をお運びいただいた皆様、本当にありがとうございました。

kouenkai01.jpg

会場からは、本質を突いた質問をいくつもいただき、
とても楽しく、刺激的な時間を共有することが出来ました。
私にとっても、演劇と建築についてまとまった話をすることは、
自分のスタンスや考え方を整理するとてもいい機会になりました。
会を主催頂いた日仏演劇協会、会場をご提供いただいたアンスティチュフランセ東京、写真資料を提供してくださった、カメラマンの新良太氏とSPAC、皆様に心より感謝申し上げます。

kouen02.png

会場でもご案内しましたが、
京都に小劇場を作るクラウドファンディングは
残りあと2週間を切りました。

大台の1000万円突破は目前ですが、
それでも目標金額までまだ開きがあります。
少しでも多くの方に、このプロジェクトの意義を知って頂き、
応援いただければ幸いです。

まずは、こちらのクラウドファンディングのサイトをシェアいただければ嬉しいです。

nice!(2) 

講演「アヴィニヨン演劇祭 『マハーバーラタ』『アンティゴネ』の舞台空間を振り返って」のお知らせ [舞台空間デザイン]

9月7日にアンスティチュフランセ東京にて、
アヴィニョン演劇祭の二つの野外劇の空間デザインについての
講演会をさせて頂くことになりました。

広大な南仏の自然、切り立った崖に包まれた石切り場の廃墟での
『マハーバーラタ』(2014年 SPAC 宮城聰演出)
MAHA000.jpg
(写真撮影:新良太)

かつて世界的な権威の象徴であり、
800年の時の流れを刻み込んだ巨大な壁面に囲まれた
法王庁中庭での『アンティゴネ』(2017年 SPAC 宮城聰演出)
agn000.jpg
(写真撮影:新良太)

どちらも、さすがに世界に冠たるアヴィニヨン演劇祭を代表する会場だけあって、
素晴らしい、けれども同時に非常に難しい野外空間でした。

1年という準備期間の間にどのようにアイディアが生まれ、
その途方もない挑戦を実現するために、どれだけの人が関わってきたのか、
空間デザイナーとしてお話しできればと思っています。

日時:2017年9月7日(木)19時〜21時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場無料・予約不要
主催:日仏演劇協会
協力:静岡県舞台芸術センター(SPAC)

会場までのアクセス等、詳細はこちらをご覧ください。
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/conference-junpei-kizu/

皆様のご来場を心よりお待ちしております。
nice!(0) 

フランスでの空間デザイン『アンティゴネ』初日 [舞台空間デザイン]

フランス アヴィニョン演劇祭2017のオープニングを飾る作品
『アンティゴネ』が無事に幕を開けました。

antigone.jpg

大きなトラブルも無く、天気にも恵まれました。
2000の客席を埋め尽くすお客様は、毎年この瞬間を楽しみにして来ておられます。
それだけ目の肥えた、ある意味とても厳しい批評の眼差しの洗礼を受ける事になります。
日本の宮城聰さんが、アジア人の演出家として初めてオープニング公演を任された作品としても
賛否両論、大注目の作品となり、厳重なセキュリティチェックの中、30分押しの開演。

生演奏でエンディングを迎え、一瞬の静寂の後、大きな拍手とスタンディングオベーション。

「法王庁の初日で全席スタンディングオベーションは、普通はあり得ません。
これは誇りに思うべき出来事です。」
とは、あるベテラン現地スタッフのお言葉。
難しい作品であったに関わらず、想像以上の嬉しい初日の反応を見届けて、日本に戻りました。

フランスではル・モンド紙を初め、好意的な劇評を掲載していただきました。
フィガロには、木津潤平の空間デザインと名前を挙げて紹介していただき、嬉しい限りです。

こちらが、法王庁で「アンティゴネ」をすることが決まったときにイメージが浮かんだ最初のスケッチです。

antigone firstsketch.jpg


宮城聰さん演出作品での舞台空間デザインの場合、特に近年、演出がまだほとんど白紙に近い段階で、会場となる場所と作品からイメージを膨らませ、まず空間演出としてのデザインを先に提示し、そこから演出が始まっていく、という少し特殊なやり方を求められています。

世界遺産である14世紀の建築を活かした劇空間を作り上げる機会をいただいたこと、様々なハードルを一緒に乗り越えた日仏舞台スタッフの皆様、また現場でしか調整できない細かな調整にお付き合いいただき、一緒に空間をつくりあげてくださった演出家、スタッフの皆様、俳優陣の皆様に、心より感謝しております。
nice!(1)  トラックバック(0) 

南仏 アヴィニヨン1日目 [設計事務所の日常]

南仏 アヴィニョン1日目
アヴィニヨンに到着するなり、スーツケースを持ったまま
アヴィニヨンフェスティバルのオープニング会場 
教皇庁の中庭へ直行し、舞台の仕込みを確認。

あらかじめ現地スタッフが舞台全面に水を張る準備を進めてくれていたおかげで、
初日にほぼ石の配置も完了しました。
22時過ぎに陽が落ちた後に、
いよいよ、今回の「アンティゴネ」舞台デザインの肝とも言える影絵の確認。

19598822_1378603228896470_9072924141435432946_n.jpg

スクリーンはそびえ立つ30メートルの石壁。600年以上の年月が刻み込まれた荒々しい石肌に、
俳優の影が映りこんだ瞬間、全身に鳥肌が立つ様な興奮を覚えました。
フランス語の字幕もこの影絵に重ねる事で、言葉と身体が2次元の世界で融合し、
なんだか漫画の様でもあって面白いです。
情報が極端に削ぎ落とされるので、アナログでありながらデジタル的でもあります。
そして、影絵がある事で舞台の上で息づく俳優の生身の身体性が、更に強調された表現に繋がると良いな、と思います。

nice!(0)  トラックバック(0) 

小劇場への想い [Theatre E9 Kyoto]

19424253_1375606752529451_4888563656089127354_n.jpg

学生時代、私が舞台デザインを始めたのは、駒場小劇場。
大学寮の食堂を改装した、何もない箱の空間は、
客席も舞台も自由に配置できる、何でも出来る場所でした。
スケッチブックに描いた空間を仲間と一緒に作り上げ、
そこに最初の照明が灯された瞬間の興奮は、今でもはっきりと覚えています。
あの時の感動が、私の原点となっています。
お金もなく、経験も浅い若僧だった自分に、限りない可能性の扉を開いてくれた場所でした。
Theatre E9 Kyoto もその様な場所になってくれる事を願っています。

19510259_1377256712364455_4540689179595570556_n.jpg

Theatre E9 Kyotoにはカフェが併設される予定です。
ヨーロッパの劇場には大抵カフェやバーが併設されていたり、劇場の周りに集まっていたりします。
そこで、これから観る公演のワクワクを共有したり、観たお芝居の感想を語り合ったりするのです。
カフェでの楽しいおしゃべりも含めて、観劇という行為を楽しんでいるのだと思います。
日本でも、歌舞伎座や下北沢の劇場などではそういう楽しみ方をされていますね。
同じお芝居を楽しんだお客様同士が仲良くなって、どこの劇団が今面白い、とか、
次はあの演目が良いよ、などの情報交換が行われます。
そうして、肩肘張らずに演劇を楽しむ、という文化が育まれていく場となることを願います。

Theatre E9 プロジェクト アーツシード京都ホームページ はこちら

Theatre E9 クラウドファンディング は こちら

nice!(1)  トラックバック(0) 

記者発表 Theatre E9 Kyoto [Theatre E9 Kyoto]

本日、京都に小さな劇場をつくるプロジェクトの記者発表会が行われました。

19400067_1374361632653963_8354510182222986496_n.jpg

ダムタイプを輩出した京都の小劇場「アトリエ劇研」(元アートスペース無門館)が
今年8月に閉鎖することをきっかけに、
同劇場の芸術監督を務めるあごうさとしさんを始め、
京都を中心とした舞台芸術関係者が、アーツシード京都という社団法人を立ち上げ、
東九条にある築50年の倉庫兼工場をリノベーションして、
客席数100席の小劇場を作る計画を進めています。

劇場には現代アートの為のギャラリーやカフェも併設し、芸術を通じた人々の交流拠点として、
京都に生活する人、訪れる人双方が、
気軽に芸術と親しみ、人生を豊かにするきっかけを提供出来るような場所を目指しています。
プロジェクトを実現する為には資金集め、法規制、建物の補強など
多くのハードルをクリアする必要があります。
最も大きなハードルである、資金調達のためのクラウドファンディングも本日開始されました。

https://readyfor.jp/projects/TheatreE9Kyoto

演劇関係、京都に所縁のある方に、
そして広くみなさんに知っていただきたいと思います。
この情報を拡散していただければ幸いです。
nice!(0)  トラックバック(0) 

渡辺篤史の建もの探訪 [SOLA HOUSE]

「渡辺篤史の建もの探訪」4月1日放映に
自宅を取り上げていただいたおかげで
事務所近くの鵠沼商店街を歩いていると
「渡辺篤史さんの番組 見ましたよ〜」
と声をかけていただけるようになりました。
さすが人気の根強い長寿番組ですね。

DSC_0861.jpg

5月14日(日)10時から BS朝日にて
再放送されるそうです。
まだご覧になっていない方は ぜひご覧ください。

番組ホームページに
「大樹の家 居間が幹、各部屋が枝 」
というタイトルで
写真や情報が掲載されています。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2017/13

nice!(2)  トラックバック(0) 

フランスでの空間デザイン 色即是空 [舞台空間デザイン]

2017年7月6日に初日を迎える
フランス アヴィニヨン演劇祭 オープニングを飾る
『アンティゴネ』(宮城聰演出 SPAC)

世界三大演劇祭のメイン会場である法王庁を会場として
日本の劇団が公演を行うのは初めて。
この快挙について日本でほとんどニュースになっていないのが不思議なくらいですが
こちらの空間構成を担当させていただいております。

3月28日 アンスティチュ・フランセ東京でおこなれた
東京プレス発表会に演出家や俳優陣と一緒に登壇し
空間デザインについて説明させていただきました。

法王庁のステージに水を張り
この世とあの世をつなぐ境界としての水面を作ります。
平等院鳳凰堂のような、浄土の表現としての水面です。
この水面は「魂の帰る場所」をイメージしています。

その中に龍安寺の石庭のようなイメージで、
石をところどころ、島のように配置します。
「生」というのは、この魂の空間の中に浮かんだ中間領域のようなものであり
舞台上の俳優たちは皆等しく仏、無垢な塊です。
そのうち、石の上に乗っている間が、ほんの短い人の一生である、と。

また、巨大な壁に覆われた2000席の空間で神話の世界を表現するため
壁をスクリーンに見立てて影絵芝居としてはどうかという提案をしました

現世の肉体はあの世の魂が投影された影である
という考え方
これは般若心経の「色即是空」に近い考え方であり
日本的な死生観を表せるのではないかと考えています。

そんな内容をお話しました。

この内容について、詳細を書き起こしていただいているので
こちらをご覧ください。

アヴィニヨン演劇祭の「アンティゴネ」についてこちら

5月4日から7日にかけて行われる
静岡県 駿府城公演の詳細についてこちら
nice!(1)  トラックバック(0) 

渡辺篤史の建もの探訪 放映日決定 [SOLA HOUSE]

4/1 今週土曜日の朝5時スタート
渡辺篤史の建もの探訪」 に
自宅 SOLA HOUSE が取り上げられます。

タイトルは
「大樹の家 居間が幹、各部屋が枝」

緊張するかと思いましたが
さすが渡辺篤史さん。
撮影は大いに盛り上がり、終始楽しく進みました。
どの様に編集して頂いたのか、
楽しみでもあり怖くもあり、です。

関東エリアでは
放映日時:4月1日午前5:00〜
テレビ朝日です。

他のエリアの放映予定はこちらです。
16939682_965103030287617_2910650801511571845_n.jpg

ぜひご覧になってみてください。

#渡辺篤史の建もの探訪

nice!(1)  トラックバック(0) 

大きなテーブルとピクニックテラスのある家 [SOLA HOUSE]

新宿のリビングデザインセンターOZONEでは
「めぐって発見!食べる空間展」
が開催中。

17155659_1265053816918079_2322648054962475826_n.jpg

こちらに
SOLAハウス の模型を出展しています。
No.1「大きなテーブルとピクニックテラスのある家」で展示されています。

17264569_1265053840251410_6472681493654994510_n.jpg

様々な「食べる」空間への工夫やこだわりが詰まった住空間の展示です。
それぞれの家族の暮らし振りが、食べる事を通して象徴的に表れています。

展示は28日までだそうですので、興味のある方は是非どうぞ。
nice!(0)  トラックバック(0) 

南北逆転の家 [戸建リフォーム]

今日は鎌倉山の戸建リフォームのお引き渡しでした。

高台の北側斜面に立つ二世帯住宅の2階部分(子世帯)をフルリフォームしています。
もともと南側道路で日当たりは良好なのですが、
いかんせんお向かいの建物が斜面の上に立っているため、
南側のリビングにはあまり開放感がありませんでした。
DSC_0581.jpg

一方、北側には横浜、東京方面まで視界の開ける絶好の眺望が望めます。
そこで、北側の眺望を活かすべく、思い切ってリビングを北側に配置し、
必要な耐震壁は残して大きな開口を取りました。
OSHliving03.jpg
北側の眺望は順光となるため、遠くの方までくっきりと澄み渡り、山々の緑が美しく映えています。

北側にあったキッチンやサニタリーは反対に南側の日当たりの良い位置に移動しました。
玄関上部の吹き抜けを塞いだスペースには奥様のグランドピアノを設置。
OSHpiano.jpg

キッチンにはオリジナルのカウンターを設置しています。
OSHkitchen.jpg

南側に設けた水回りはまるでサンルームのようにカラッと快適です。
OSHsanit.jpg

リビングは南、水回りは北という固定概念を捨てて生まれた「南北逆転」の住まいです。
お施主様にも大変ご満足いただけました。
nice!(1)  トラックバック(0) 

雑誌掲載 「小さなお店のある家」 [9坪×2のカフェ・ハウス]

「小さなお店のある家」という特集で
茅ヶ崎のカフェハウスnokkaが
発売したばかりの雑誌
『住まいの設計』2017.3-4月号に
掲載されています

IMG_3526.JPGIMG_3526.JPG

case3 9坪に夢を詰め込んだコンパクトなカフェハウス
です
特集ページの表紙にしていただいて
素敵な記事を載せていただいて
ありがとうございます

カフェハウスは
事務所のホームページにも
カフェハウスとして掲載しています

雑誌もホームページも
ぜひご覧になってください
nice!(1)  トラックバック(0) 

設計事務所のインターンシップ [設計事務所の日常]

鵠沼海岸に設計事務所を開いて
間も無く
地域の高校生インターンを受け入れてほしい
という依頼がありました。
地域貢献にもなるので
もちろん受け入れを了解しました。

せっかく来てくれるなら、1週間と短い期間でも
設計の楽しさを知って欲しいと
忙しい時期でもプログラムを工夫して
地元高校生や大学生の受け入れを続けてきました。
スタッフにとっても
教えることで学べることがあるようです。
毎年夏になると
今年はどんな学生さんと会えるのかと楽しみにしています。

昨年12月に
神奈川県教育委員会より
かながわインターンシップ推進優良企業として
感謝状をいただきました。

今年の夏はどんな学生さんたちと会えるのか
楽しみです。

インターンシップやオープンデスクをご希望の方は
contact@kiz-architect.com
まで、メールにて連絡ください。

IMG_3491.JPG

nice!(0)  トラックバック(0) 

10周年を迎えました [設計事務所の日常]

おかげさまで、木津潤平建築設計事務所は
2016年6月に会社設立10年。12月に株式会社化10年を迎えることができました。
これもひとえにお客様やご支援ご協力いただきましたみなさまのおかげと感謝しております。
誠にありがとうございます。

12月にはお忙しい中
近くにお住いの建主のお客様達に
10周年記念としてお集まりいただき、励ましの言葉をいただきました。
大した準備もできなかったのですが
当時のスケッチや竣工当時の写真を見ていく中で
お招きした皆様お一人お一人との設計当時のやりとりがよみがえり
胸が熱くなりました。

もう11年前になりますが
東京の組織設計事務所を独立したのは
建物や空間を必要としている人と直接話し
一緒につくりあげていきたいと切望したからでした。
望みがかない
10年の間に様々なジャンルのオーナーの皆さまと
お仕事させていただくことがで
素晴らしいお客様達との出会いに
心より感謝しております。

また建物や空間を一緒につくりあげていったそれぞれの分野のプロの方々に
敬意を込めて改めて感謝いたします。

来年も、一つ一つ、誠意を持って仕事にあたって参ります。
どうぞ2017年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

弊社は12月29日〜1月4日まで冬季休業とさせていただきます。
お問い合わせなどは 1月5日10時から電話・メールにてお願いいたします。
(1月9日は祝日のため通常通り営業します)
nice!(0)  トラックバック(0) 
前の15件 | -